先に結論を書きます。水まわりのコーティングをやってよかったと感じやすいのは、大きく4つです。汚れが膜の上に乗るので掃除が楽になること、水垢や白いカスがこびりつきにくくなること、今ある汚れを洗浄で落としてから始められること、そして住みながらでも進めやすいことです。この記事では、鹿児島県の居住中のお宅の浴室に施工した実例を1件はさみながら、それぞれがどう変わるのかを書きます。一方で、掃除や換気がいらなくなるわけではありません。変わるのは、掃除にかかる手間と力です。ここを知ったうえで決めると、施工したあとの満足につながりやすくなります。
やってよかったと感じやすい4つのこと
| 変わること | どう変わるか |
|---|---|
| 掃除が楽になる | 汚れが面ではなく膜の上に乗るので、強くこすらなくても落としやすくなります |
| 水垢や白いカスがこびりつきにくくなる | 膜があるぶん、水垢や白いカスが面に直接こびりつきにくくなります。拭き取りを続けるほど、保ちやすくなります |
| 今ある汚れを洗浄で落としてから始められる | 先に洗浄で汚れを落とし、そのうえでコーティングを施工します |
| 住みながらでも進めやすい | 水まわりはもともと家具が少ない場所なので、家具を動かさず、今の状態のまま施工できる範囲で進めます |
感じ方は、施工前の水まわりの状態と、使い方で変わります。まず実例から見ていきます。
実例:居住中のお宅の浴室で、洗浄してからコーティング
鹿児島県の居住中のお宅で、浴室に施工した例です。浴室を20年ほど使ってこられたお宅で、壁の下の部分と床を、先に洗浄して汚れを落としました。壁の下の部分には、こびりついた強い水垢と白いカスがありました。床も、水垢と白いカスが積み重なって白くなっていました。そのうえで、床にはセラミックコーティング、壁の下の部分にはガラスコーティングを施工しています。
- 施工後:お客様に喜んでいただけました
- 施工して1か月後:満足して使っていらっしゃると、ご本人から直接うかがいました
これは、このお宅での1件の実感です。浴室の状態や使い方によって、感じ方は変わります。
浴室の床と壁の掃除が楽になる理由と、続ける手入れ
浴室の床と壁にコーティングの膜があると、水垢も白いカスも皮脂も、面ではなく膜の上に乗ります。同じ汚れでも、面に直接こびりつくより落としやすくなります。強くこすらずに済むぶん、洗う力と時間が減ります。
ただし、汚れが付かないわけではありません。掃除は続けます。続けるときの手入れは、次のとおりです。
- 使ったあとは、壁と床の水分を、マイクロファイバークロスのような柔らかい布で拭き取る
- 汚れが出たら、中性洗剤を使う
- デッキブラシのような硬いものでこすらない。コーティングを剥がしやすくなるため推奨しません
強くこすらなくても汚れが落ちるので、コーティング自体も劣化しにくくなります。部位ごとの汚れの出方は、浴室の床のコーティングは必要かと浴室の壁のコーティングは必要かにまとめています。
水垢や白いカスがこびりつきにくくなる理由と、拭き取りで保つコツ
浴室は、水がかかっては乾くことを毎日くり返す場所で、水垢や白いカスが残りやすくなります。まず洗浄で今ある水垢や白いカスを落とし、そのうえにコーティングの膜を作ると、水垢や白いカスが面に直接こびりつきにくくなります。付いたものも膜の上に乗るので、あとから落としやすくなります。
ただし、水垢がまったくできなくなるわけではありません。拭き掃除をしなければ、膜の上にも水垢は付きます。だから、使ったあとは換気をして水分を拭き取り、汚れが出たら中性洗剤で落として、膜の上に水垢や白いカスをためないことが、満足を保つ手入れになります。洗浄で落とし、膜でこびりつきにくくし、拭き取りで保つ。この流れで続けると、浴室を使い続けるうえでの手間が小さくなります。浴室全体の効果の見方は浴室コーティングの効果にあります。
居住中でも、今ある汚れを洗浄で落としてから始められます
コーティングは、汚れが残ったままの面に重ねると、仕上がりが変わってしまいます。だから、居住中のお宅や長く使ってきた浴室では、先に洗浄で今ある汚れを落とします。実例のお宅も、この流れでした。
家具は動かさず、今の状態のまま施工できる範囲で進めます。水まわりはもともと家具が少ない場所なので、範囲が制限されにくい場所です。洗浄と研磨の範囲は居住中の家の水まわりの施工範囲にまとめています。
やってよかったと感じるかは、期待していたことでも変わります
| 期待していたこと | 実際に変わること |
|---|---|
| 掃除も換気もいらなくなる | 掃除も換気も続けます。ただ、汚れが膜の上に乗るので拭き取りが楽になり、1回の手間と力が減ります |
| 洗浄すれば、汚れはすべて落ちる | 汚れの種類や状態で、落ち方は変わります。落とした面にコーティングをしておくと、そのあとの汚れは落としやすくなります |
| ずっと同じ状態が続く | 持ちの長さは、使い方、湿気のこもり方、手入れの頻度で変わります。年数は環境により変動します |
変わることを知ったうえで施工すると、感じ方のずれが小さくなります。部位ごとの金額は単品ごとの価格表で先に確認できます。床の「やってよかった」はフロアコーティングをやってよかった理由に、新築の入居前に施工する場合は新築の水まわりコーティングにまとめています。
よくある質問
水まわりのコーティングをやってよかったと感じやすいのは、どんな点ですか?
掃除が楽になること、水垢や白いカスがこびりつきにくくなること、今ある汚れを洗浄で落としてから始められること、住みながらでも進めやすいことの4つです。どれが大きく感じられるかは、施工前の水まわりの状態と使い方で変わります。
20年ほど使った浴室でも、施工してよかったと感じられますか?
実例のお宅は、浴室を20年ほど使ってこられた居住中のお宅で、洗浄してからコーティングを施工し、施工後に喜んでいただけました。1か月後にも、満足して使っているとうかがいました。汚れの状態で落ち方は変わるので、施工の前に状態を確認します。
浴室の壁にこびりついた水垢や白いカスは、コーティングでなくなりますか?
今ある水垢や白いカスを落とすのは洗浄です。コーティングは、落としたあとの面に膜を作り、水垢や白いカスをこびりつきにくくして、付いても落としやすくします。拭き取りを続けるほど、きれいな状態を保ちやすくなります。
居住中でも施工できますか?
できます。家具は動かさず、今の状態のまま施工できる範囲で進めます。水まわりはもともと家具が少ない場所なので、範囲が制限されにくい場所です。
コーティングをすれば、掃除はしなくてよくなりますか?
掃除は続けます。汚れは膜の上に着くので、強くこすらなくても取りやすくなる、というのが変わる点です。汚れたら中性洗剤を使い、水分の拭き取りには柔らかい布を使ってください。
やってよかったと感じる状態は、どのくらい続きますか?
持ちの長さは、使い方、湿気のこもり方、手入れの頻度などの環境により変動するので、年数は書けません。実例のお宅では、施工して1か月後にも満足して使っているとうかがいました。強くこすらない手入れと換気を続けるほど、膜は保ちやすくなります。
まとめ
水まわりのコーティングをやってよかったと感じやすいのは、掃除が楽になること、水垢や白いカスがこびりつきにくくなること、今ある汚れを洗浄で落としてから始められること、住みながらでも進めやすいことの4つです。鹿児島県の居住中のお宅の実例では、浴室を20年ほど使ってきた壁の下のこびりついた強い水垢と白いカス、そして水垢と白いカスで白くなった床を、洗浄してからコーティングを施工し、施工後に喜んでいただけました。1か月後にも、満足して使っているとうかがいました。掃除も換気も続けますが、汚れが膜の上に乗るぶん、強くこすらずに済みます。洗浄で落とし、膜でこびりつきにくくし、拭き取りで保つ流れで続けるほど、満足は保ちやすくなります。