先に結論を書きます。佐賀県鹿島市の新築のお宅で、入居前にキッチンシンク、洗面台(ボウルと天板)、浴室床、浴槽の4か所にコーティングを施工しました。新品の設備なので、施工前に落とすべき汚れはありません。この記事は汚れが消える様子ではなく、部位ごとに施工前と施工後を1枚ずつ同じ位置で撮った記録です。
施工したのは4か所。前後を1枚ずつ、同じ日の昼間に撮っています
ご依頼のきっかけは、「水垢や汚れの手入れを楽にしたい」というご希望でした。新築の入居前で、毎日水を使うキッチンシンク、洗面台、浴室床、浴槽の4か所を施工しています。浴室の壁や鏡、トイレは今回の範囲に入っていません。
| 施工した場所 | 使った剤 | 写真の見どころ |
|---|---|---|
| キッチンシンク | ガラスコーティング | 面に映る光の形が、施工後のほうがはっきりしています |
| 洗面台 | ガラスコーティング | ボウルに水栓と照明が映り込みます |
| 浴室床 | セラミックコーティング | 施工後はタイルの面に光が伸びて見えます |
| 浴槽の内側 | セラミックコーティング | 内側の壁に出る光の筋がやや強く見えます |
シンクの施工前がリード写真で、施工後が次の写真です。
施工後は少し手前に寄って、排水口が見える位置で撮っています。面に映る光の形は施工後のほうがくっきり出ています。撮る位置と角度は施工前とは異なります。シンクにつく水垢やもらいサビがコーティングでどう変わるかはキッチンシンクのコーティングは必要かに分けて書いています。
洗面台にはガラスコーティングを施工しています
洗面台はグレーのボウルで、水栓が壁側に付いているタイプです。施工前の時点で、ボウルの底に水栓と照明の映り込みが出ています。天板にも同じガラスコーティングを施工しています。
洗面台のコーティングは、毎日つく水滴や歯みがき粉の跡を面に食い込ませにくくするための施工です。洗面台のどこが傷みやすいかは洗面台のコーティングは必要かにまとめています。
浴室床は、光の伸び方が変わっています
浴室床はグレーのタイル調で、目地が白く通っています。施工前の写真では、タイルの面はマットに見えていて、光の映り込みはほとんどありません。新品なので、目地にもピンク汚れや黒ずみは出ていません。
施工後は少し手前の位置から撮っています。施工前と比べて、タイルの面に光が白く伸びて見え、右側にはシャワーホースの形が薄く映り込んでいます。マットに見えていた面に被膜が乗ったぶん、光を返すようになっています。浴室床に使ったセラミックコーティングは、滑りにくさも効能として持っています。ただし言えるのは滑りにくくなるところまでで、転倒を防げるといった言い切りはできません。床の汚れの出方と目地の扱いは浴室の床のコーティングは必要かに書いています。
浴槽の内側にはセラミックコーティングを施工しています
浴槽は白い浴槽で、底に丸い滑り止めの模様、右側に腰かける段が付いています。施工前の時点で、内側の壁には照明の光が筋になって映っています。
施工後の写真は、施工前より浴槽に寄った位置から撮っています。左の内側の壁に出る光の筋が施工前よりやや強く見えます。浴槽の汚れの主体は湯垢で、水位の高さに線として残りやすい部位です。今回はその線がつく前に被膜を乗せた形になります。湯垢の出方は浴槽のコーティングは必要かに分けて書いています。
浴室床と浴槽はセラミックコーティング、シンクと洗面台はガラスコーティングです
浴室床と浴槽にはセラミックコーティング、キッチンシンクと洗面台にはガラスコーティングを使いました。どちらも面に被膜を作る剤で、汚れが下地に直接つくのではなく、被膜の上に乗る状態にします。ご希望の「手入れを楽にしたい」に対して、毎日水がかかる面を先に被膜で覆っておく、というのが今回の組み立てです。新築の入居前だったので、汚れを落とす工程はほぼ要らず、被膜を乗せる工程から入れました。水まわりのどこから優先するかの考え方は新築の水まわりコーティングは必要かにまとめています。
この記事では金額を書いていません。部位の組み合わせと設備の広さで内容が変わるためです。部位ごとの目安は単品ごとの価格表で先に見られます。
施工したあとのお手入れ
施工後8時間は水に濡らさないでください。
施工したあとも掃除は必要で、変わるのは掃除が要るか要らないかではなく、掃除の仕方のほうです。水垢は、水道水が乾けば被膜の上にもできます。ただ、下地に直接食い込むのではなく被膜の上に乗るので、拭き取りで落ちる場面が増えます。
洗剤は中性洗剤を選び、拭き取りにはマイクロファイバークロスのような柔らかい布を使ってください。デッキブラシのような硬いものや研磨剤入りのクレンザーでこすると、被膜に細かい傷が入りやすくなるため推奨しません。強くこすらずに落ちる場面が増えるぶん、被膜も設備そのものも傷みにくくなります。浴室床と浴槽は入浴の最後に水気を流し、シンクと洗面台は使ったあとに乾いた布で水滴を軽く拭いておくと、水垢が積み重なりにくくなります。
よくある質問
新品の設備にコーティングをする意味はありますか?
あります。新品の面は汚れがついていないので、被膜をそのまま乗せられます。使い始めてから水垢や湯垢が積み重なった面では先に落とす工程が入りますが、入居前ならその工程がほぼ要りません。
4か所のうち、一部だけを頼むこともできますか?
できます。部位ごとに単品で選べます。単品ごとの目安は価格表に出ているので、そちらで確認してください。今回は4か所をまとめて依頼されましたが、気になる場所から順に頼む形もとれます。
費用はどのくらいかかりますか?
部位の組み合わせと設備の広さによって変わるため、この記事には書いていません。部位ごとの目安は価格表に出ているので、そちらを先に見てください。
どのくらい持ちますか?
持ちの長さは、水を使う頻度やお湯の温度、換気の具合といった環境と、その後のお手入れの状態によって変わります。同じお宅でも浴室床と洗面台では条件が違うため、数字では書いていません。
まとめ
佐賀県鹿島市の新築のお宅で、入居前にキッチンシンク、洗面台、浴室床、浴槽の4か所にコーティングを施工しました。浴室床と浴槽にはセラミックコーティング、シンクと洗面台にはガラスコーティングを使っています。部位ごとに前後を同じ位置で撮り比べると、浴室床はタイルの面の光の伸び方に違いが見えます。施工したあとも、中性洗剤と柔らかい布で拭く、水気を残さないという手入れは変わりません。